サクラひろ

イーハトーブ

Posted by サクラひろ at 22:20

ARIA The NATURAL (2ndシーズン)
第21話 「その 銀河鉄道の夜に…」 2006/08/20(日)放送

何もかもが寝静まった真夜中。
灯里は、どこからか列車の走る音が聞こえてくることに気付きました。
ネオ・ヴェネツィアにも列車は通っていますが、それは音が聞こえないほど遠く、まして真夜中に列車が走っているわけがありません。
アリスはマンホームの有名な小説の名を出しますが、それは小説の中のお話。
現実にあるはずがありません。
しかし、その翌日。
夜中に灯里が起きてみると、そこには一枚の切符がありました。
原作コミックス第6巻、「銀河鉄道の夜」より。

えーっと…今回はもの凄くクオリティの高い出来で
タイヘン満足ではあったのですが、これは…ダメだろう……。(;ω;)
いや~、こう何というか触れてはいけない所にザクッざくっと、きたような。。

ネタバレ
[色反転: アクアの心に近づく事を許されているような気がするの]

ってのは、巧みな表現だなと思ったけど結局の所
猫妖精(ケット・シー)の正体について、知っているのは灯里だけ(アニメではアイも)であって
軽々しくその存在(対面した事)を他人に明かすのは、ダメだと思うわけで…。
例えば、謝肉祭でのカサノヴァ(正体はケット・シー)を知った後も
藍華達には"妖精さん"だったよと、その実を明かさなかった(いや、妖精であってるんだけどね)のが
摩訶不思議さを助長させていたような気がするんだけど…、会うべきか会わないべき云々よか
灯里自身が無意識的に望んだ時にフッと現れるのが、ヤツだろうww

しかし今回は、原作漫画に忠実な上にオリジナル要素もてんこもりでしたねー。
灯里の言動を、恋仲と勘違いした藍華とアリスが
暁ならともかく「郵便屋さんという線も」って、それはねーだろwwwww
ていうか、「月刊ウンディーネ」の2302年13月号(ARIAカンパニー特集号)曰く
郵便屋のおじさんの名前は"庵野波平"だそうで…超、男前過ぎますwww

マンホームより伝わる、古典文学ってのは言わずとしれた
宮沢賢治氏の小説「銀河鉄道の夜」なわけで
(松本零士氏の「銀河鉄道999」じゃないぞwww アリア社長やケット・シーの服が、まんまだがw)
アリス曰く、作中の鉄道とは"死の国へと通ずる列車"だそうで…
実はこんなにも著名な作品なのに、僕は氏の本を「注文の多い料理店」しか読んだ事がなかったので
そんな事実、はじめて知りましたよ…。
青空文庫にて作品を読む事が可能なので、近いうちに読んでおく事にしよう。(´ω`)
もしくは、池袋へ独りプラネタリウムでも…。


作家別作品リスト: 宮沢賢治 (青空文庫)
銀河鉄道の夜 角川文庫版 / 新潮文庫

planetarian original soundtrack
planetarian original soundtrack

先日の夏コミにて、イベント先行販売された
Keyの「planetarian」サウンドトラック。
(今週木曜には、PS2版の発売も…っ!)

上記の「銀河鉄道の夜」に続いて
こちらも、宮沢賢治氏を大フューチャー。
何故なら作中音楽の殆どを
氏の曲を基にアレンジされているのだからww


エンディングテーマ
星めぐりの歌
作詞・作曲: 宮沢賢治
編曲: 戸越まごめ
歌: MELL

歌詞は、こちらを参照ください。

パーマリンク | コメント (2) [ARIA・AQUA, planetarian ~ちいさなほしのゆめ~, アニメ]

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